人気ブログランキング |

お太鼓結び



平成がもうすぐ幕を閉じ昭和がドンドン遠い昔に感じます。
日本を離れて住んでいるとお里恋しさに
パリに有るアジア系美術館や古美術商・展示会によく足を運びます。
モノクロ19世紀後半日本の風景に写る商家のお嬢様や庶民の写真。
錦絵に観る人々の衣装が興味処であります。

昭和の雑誌から平成を比べるだけでも面白いのです。
雑誌の紙質・画像も良くなるにつれ、着付の小さなヨレもなく
縦線・横線とピシっパシっと伸びております。
美しいと思うお太鼓の比率や身長への割合を考えて
昔の雑誌を読み返していてハッとしました。

お太鼓結びは1831年深川人気芸者さんがお太鼓橋の再建式で
結んで来たのが大ヒットになり”お太鼓結び”の名が付いたのは
着付師範の試験で覚えましたが、昭和中期から形が進化していたのですね!

当時のお太鼓結びはお太鼓橋の模った形なのでアーチ型で中央が丸く
弓なりで、今のお太鼓結びはワイヤーで引っ張ったレインボーブリッジの
橋げたの方の直線が美しい形。橋の進化と共にお太鼓結びも変わりました。

補正の入らない柳腰の薄っぺらの草履で颯爽と銀座を歩く深川姐さんの
昭和の時代にタイムスリップしたくなりました。



f0135666_18133519.jpeg




f0135666_18130403.jpeg


by kimono-de-paris | 2019-03-22 22:10 | お勉強と考え事

<< カンヌ映画祭2019 着物でカンヌ ロレアルーユネスコ女性科学 授... >>